

涙点プラグ治療
ドライアイを"潤す"ためのやさしい治療です
涙の排出口に小さな栓を入れることで、涙を目の表面に留め、乾燥を防ぎます。
💧 涙点プラグとは?
ドライアイは、涙の量が少なかったり、涙の質が悪くなることで目の表面が乾燥し、 不快感や視力低下を引き起こす病気です。
涙は通常、目の表面を潤した後、涙点(るいてん)という小さな穴から鼻へと排出されます。
涙点プラグは、この涙点に医療用シリコン製の小さな栓を挿入することで、 涙の排出を抑え、目の表面に涙を長く留める治療法です。

🎯 こんな症状の方に
点眼だけでは潤いが足りない
目薬を何度さしても、すぐに乾いてしまう方
夕方になると目が乾く
朝は大丈夫でも、午後から目の疲れや乾燥を感じる方
コンタクトレンズで乾燥する
コンタクト装用時に特に乾燥や異物感が強い方

🌿 治療の流れ

1
診察・ドライアイ評価
涙の量や質、目の表面の状態を詳しく検査します。
2
涙点の洗浄とサイズ確認
涙点の大きさを確認し、適切なサイズのプラグを選びます。
3
プラグ挿入(点眼麻酔)
点眼麻酔を行い、涙点にプラグを挿入します。ほぼ無痛です。
4
そのままお帰りいただけます
治療後は特に安静の必要はなく、すぐにご帰宅可能です。
🔍 涙点プラグの種類
やわらかいシリコン製
医療用シリコンで作られており、目に優しく違和感が少ないのが特徴です。
外から見えにくいタイプ
涙点の中に収まるため、外見上ほとんど目立ちません。
期間を調整できるタイプ
一時的なものから長期使用可能なものまで、症状に応じて選択できます。
💴 費用について(保険診療)
涙点プラグ治療は健康保険が適用される標準治療です。
| 治療内容 | 点数 | 3割負担の目安 |
|---|---|---|
| 涙点閉鎖術(プラグ挿入) | 760点 | 約2,280円前後 |
※再挿入や左右両方に実施する場合は費用が変動します。詳しくはスタッフまでお問い合わせください。
⚠️ 治療後の注意点
プラグが取れることがあります
まれに自然に外れることがあります。外れた感じがしたら受診してください。
違和感・充血が長引く場合
数日経っても違和感や充血が続く場合は、ご相談ください。
点眼治療との併用
プラグと点眼治療を組み合わせることで、より安定した効果が期待できます。
🏥 院長より
「涙点プラグは"増やす"のではなく"逃げないようにする"治療なので、体への負担が少なく、とても良い手段です。 当院ではサイズ・素材を確認してから挿入しますのでご安心ください。」
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